映画日記 (君たちはどう生きるか)

ジブリ映画 君たちはどう生きるか を観てきたのでネタバレありの感想です。

ネタバレが含まれてるかもしれない感想はこちら

よく分からなかった…
なので取り留めもなく思ったことを書いていきます。

マヒトの父親は嫁を亡くしたあとで嫁の妹ナツコと再婚することになる。今だと考えにくいけど、戦時中という時代背景ならよくあることなのかな。
マヒトからするとナツコは叔母から母親に続柄が変わる。父とナツコの間には子供も授かっていたこともあり、マヒトはナツコのことをよそよそしく接していたように思える。
そんな中、ナツコが行方位不明になってしまったため、マヒトは女中の制止を振り切って危険な場所まで探しに行く。
マヒトからはナツコに対して心理的に距離を取っていましたが、異世界に救出しに行って「ナツコお母さん」と呼ぶ。いつの間にこんなに心境の変化があったんでしょうか。

喧嘩の後の自傷行為についても「自分の中の悪意」ということで片付けられてしまい詳しくは説明されず…
マヒトの行動指針がよく分からないまま、現実世界と異世界を行き来していたためずっと混乱しっぱなしでした。

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ポスターの鳥に2種類の目 (黄色い丸いのと、くちばし根本の鋭いの)が描かれているように見えたので、目付きの鋭い少年が鳥に変身するのかと思っていましたが、そんなことはなかったですね。
まさか鳥の中にいたのがオジサンだったなんて…
結局ポスターに描かれている鋭い目は誰のだったんでしょう。

ジブリといえば美味しい食事シーンのイメージがありますが、今回はありましたかね…?
パンにバターとジャムを塗って食べるシーンはあったけど、どちらかというと「汚さ」の感情が勝ってしまいました。食べ方の汚さでいえば「千と千尋の神隠し」での両親の食事シーンの方が汚いのですがまだこちらは勢いがあったので観ていて楽しかったのですよね。

後からまとめられている考察を読むと「宮崎駿のキャリアを辿っている」「宮崎駿の見る走馬灯」というように作品を評価している。 みんな宮崎駿のバックグラウンドを理解しすぎでしょう。そこまで理解しているなら映画も楽しく見れたのかもしれません…

ジブリ作品は子供の頃にトトロやラピュタを何度も繰り返し観ていましたが、大人になってからはあまり触れる機会が無いんですよね。サブスクもやってないし…
Blu-rayBOXを買って観てみようかな。