映画日記 (劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE)
劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE を観てきたのでネタバレありの感想です。
ネタバレが含まれてるかもしれない感想はこちら
今回の映画は時系列としてはPSYCHO-PASS SS Case.3 と TVアニメシリーズ3の間でしたね。
シーズン3からはメインキャラクターが大きく入れ替わったのですが、その理由が今回の映画で明かされました。
シビュラシステムの不完全性を証明するために自分の人生を捨ててまで行動した常守監視官はちょっと狂気的な感じでした。
常守はもサイコパスが濁りにくい人間として描かれていましたが、シビュラシステムに対して敵対的な行動をとっても濁らないんでしたっけ。
免罪体質として扱われてないと思ったのですが…
シーズン3でもシビュラシステムの神託を元に執行していましたが、常守の事件を受けてなおシビュラシステムを信じているのはちょっと不思議。
シーズン1のような暴動が起きるレベルじゃないでしょうか…
シーズン3で描かれた謎に対する答え合わせのような映画でした。
本作の中で殺されてしまたt雑賀先生、壬生局長はシーズン3では登場しないんでしたっけ。
忘れてるので旧公安局刑事課一係のメンバの立ち位置を中心にシーズン3を観直してみようと思います。
ピースブレイカーのやっていた、罪悪感を他人に移譲することで自分自身の罪悪感を制御する。というのは分かるのですが、罪悪感の有無と犯罪係数は関係しないように思えるんですがどうなんでしょう…?
自分の正義に殉じて暴走するテロリストのような人はシビュラシステムで裁けなくなる気がしますが…
ポスターに「正義の終わり」と書かれていましたが、システムとはシビュラシステムではなくジェネラルのことだったのですね。
1つに取り込むのではなく、MAGIシステムのように複数の思想から作られたAIによる合議制を取れればと思ったのですが…シビュラ1強の世界を望んでいるようです。
シーズン1で「シビュラシステムの電源を落とす」と常守が言ってたのが印象深かったのでシビュラシステムとの全面対決かと思ったのですが…むしろ他AIを取り込んでシビュラシステムが強化しちゃいましたね。
今作で常守が行動を起こし、シーズン3ではずっと監禁され…
常守が表舞台に復帰して活躍する未来はあるんでしょうか。
ぜひTVアニメでシーズン4を観てみたいです。