週刊 読書日記 (2022/11/13~2022/11/19)

2022年11月13日から2022年11月19日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。

warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber

ダンジョンの中のひと 3巻

双見酔 (著)
ダンジョンに消えた父を探していたはずが、探索側から運営側へと回ることになったシーフの少女・クレイ。国やギルド、そして探索者たちなどダンジョンの「外」との関係から、ダンジョン内でのモンスターたちの生活環境まで、ダンジョンの裏側を描くお仕事ファンタジー第3巻。
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ゴブリンの増やし方…ゴブリン植物みたいなものなのか。
しかしクレイの父親強いなぁ…

虚構推理 18巻

片瀬茶柴 (著), 城平京 (著)
怪異達の知恵の神になった少女と、怪異にさえ恐れられる男が、怪異に挑む[恋愛×伝奇×ミステリ]!!  “怪異”の知恵の神になった少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!?  2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?岩永琴子の敗北を、桜川六花の勝利を間近で見ていた桜川九郎の胸中はいかに…!? 「岩永琴子の逆襲と敗北」エピローグを収録! そして、琴子のもとに舞い込んだ高校時代の知人からの相談、それは「江戸時代に雪女を斬ることによって幻の秘剣に開眼し名を上げた剣客」についての悩みで!? 【新章「雪女を斬る」、見参!!】
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17巻、18巻は表紙が繋がってるんですね。Kindleだと表紙を一覧で眺められるので、こういった小ネタに気づきやすいのはありがたい限りです。

虚構と真実の両方を伝えて、半兵衛の子孫である白倉に解釈を任せるのは意外な展開でした。
これまでは読者には真実まで伝えて、相談相手には虚構のみ伝えていた気がするので。

現在の雪女との関係が崩れるような後ろ暗い話があるんじゃないかと恐る恐る読んでましたが、そんなこともない綺麗な話でほっとしました。


それでも歩は寄せてくる 13巻

山本崇一朗 (著)
「からかい上手の高木さん」山本崇一朗が描く超尊い将棋ラブコメ!この恋、詰むや詰まざるや…?将棋の初心者・田中歩は部長の八乙女うるしに勝って告白したい。棋力は程遠いけれども、ぐいぐい攻めてくる歩の姿勢に別の意味でセンパイは“詰む”かもしれない…というお話。 「私…田中さんのことが好き」自分の心に素直にいくと決めた凛。二人っきりとなった部活で恋する乙女が勝負に出る…!?
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ずいぶんと肌色が多い表紙でした。

歩と凛の関係がここまで進むとは…タケルGJ過ぎる。
しかし凛はいい娘だなぁ。それに対する歩の対応も満点でした。


新しいきみへ 3巻

三都慎司 (著)
『明日世界が終わるとしたらどうしたい?』 高校教師の佐久間悟は、旅先の小田原で出会った魔性の少女・相生亜希と行動を共にしていた。世間を騒がせる原因不明の市中感染は更に拡大し、日常の崩壊は一気に加速する。謎の敵を追い詰めるべく決死の覚悟で奔走するふたり。教師と生徒の禁断の恋愛劇は、衝撃の事実と共に変貌を遂げる――。
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物語の大枠がわかってきて、敵味方もはっきりとしてきた感じですね。
タイトルである「新しいきみへ」も回収したので、ここから物語が畳まれていくんでしょうか。

タイムループモノで主人公がタイムループしないのは珍しい気がする。