週刊 読書日記 (2022/07/17~2022/07/23)

2022年7月17日から2022年7月23日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。

warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber

出会って5秒でバトル 20巻

はらわたさいぞう (著), みやこかしわ (その他)
4thプログラム、最終局面!燈夜との決闘を前に、母・晶(あきら)の秘密をユーリに打ち明けるアキラ。幸せだった家庭に起きた悲劇とすれ違う残された者の感情-。憎しみと悲しみ、頭脳と能力の全てをのせて父との最後の闘いが始まる――!!
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アキラが親を殺した、ってそれは辛いわ…。アキラのせいじゃないんだけどねぇ。
なんで父親はわかってやれないのか。
てっきりアキラが2周目のデスゲームに参加するために母親の命を差し出したのかと思ってたんだけど、普通に父親の逆恨みみたいですね。
ちょっとエヴァ味のある話になってきました。
…ストーリーには全く絡まないけど、自分の子供に対して「王子様」って言うの好きになれないなぁ…ストーリーには関係しないからいいんですが。

しかし霧崎祖母強いな。
やっぱり直接バトルには関わらないけど、師範的な老人はいいですね。


ニューノーマル 3巻

相原瑛人 (著)
「今の世界は、だいぶ窮屈だ。だから、こんな場所があってもいい」――隔離生活を終え、未だ受け入れられずにいた”現実”と向き合う秦。他方、似たもの同士である望月愛里の誘いに惹かれた夏木はそれと知らずに危険な集会へと足を踏み入れてしまう。追憶のサロン、反マスク団体、そして壁の向こうからの使者――。彼らの「日常」は、引き返せない「非日常」の領域へと突入する……!!【※この作品は話売り「ニューノーマル」の単行本版です】【収録内容】「ニューノーマル」第15話~第21話「ニューノーマル」第19.5話 (単行本新規描き下ろし 8ページ)
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やっぱりこのニューノーマルな世界では間接キスは「ありえないこと」になるんですね。
…と思ったけど現実世界でもありえないことだな。
居酒屋で回し飲みすることもなくなりましたね。

デストロ016 2巻

高橋慶太郎 (著)
『デストロ246』前日譚、待望の第2集!女子高生・沙紀は凄腕の殺し屋。元海上自衛官の仙崎瑠璃が率いる秘密組織の元で働いている。仙崎の組織の情報を得るため、CIAは特殊部隊を派遣、対する沙紀は激しいカーバトルを展開!さらには、仙崎を強請ろうとする男たちの陰に、万両組の苺や「止まり木」の暗殺者・白頭鷲の存在がチラつくのだった…。
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デストロとヨルムンガンドって同じ世界だったんですね。
キャスパーもチェキータさんもだいぶ若いから昔の話かと思いましたが「ペットロス」とか言ってるから時系列としてはヨルムンガンド最終盤になるんでしょうか。

キャスパーが若く見えるのは高橋先生の絵柄が少し変わったのかしら。


日本三國 2巻

松木いっか (著)
さあ、いざ天下分け目の決戦へ!「登龍門」を成し遂げ、龍門光英への士官を果たした三角青輝。3年後、北の国・聖夷が大軍を挙げ征西を行う――その大合戦の直前、智将らによる謀略戦は既に始まっていた!
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藤3世がポンコツ過ぎて胃が痛い…
銀河英雄伝説とかでも思ったけど、内輪で足を引っ張り合うのは気持ちよく読めないなぁ…

それにしても平殿器、殿継 親子を見てるとイライラする…
さっくりと討たれてほしい。


望郷太郎 7巻

山田芳裕 (著)
「日本人」のルーツと人の「暮らし」の原点をたどり、「文明」の「落としどころ」を探し求め、「世界」の「神話」を明らかにする。凍てつく中央アジアで死に場所を求める旅は、文明の根本をなす「経済」の源泉へ迫る旅となっていく――。『へうげもの』『仕掛暮らし』に続く山田芳裕の最新遠大野望作。週刊「モーニング」で年2回の「ブロック連載」中。「コミックDAYS」でも好評配信中!!〇大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から五百年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ!!〇猛獣エンリルとの壮絶な戦いでミトを失い、パルの帰郷に従うこととなった太郎。凍える大地で叔父一家は生きていた。招かれざる客でありながら、村の存亡をかけた「大祭り」に巻き込まれる。未知なる原始の習俗が太郎の運命をもてあそぶ!!〇西の村や中の村よりも発展している東の村の奴隷となった太郎。農耕が行われ、人口も多いこの村で虚しく使役される男たち。復讐を誓う若き女奴隷頭、プリ。人でありたい。人になりたい。彼らを救いたい太郎は、やがて力の源泉に気づく!!〇太郎とパルはバイカル湖南端へ到達。聖と俗が共存し、楽園かと思われたヤープト村も、東の村同様、事実上の宗主国マリョウの苛政に苦しんでいた。人々の暮らしを救うため、太郎は「税」と「土地」で闘いを仕掛ける!!〇ヤープト村自立のため、土地を買収し、独自の貨幣「マー」発行を企む太郎。その試みを潰すべく、マリョウの兵団長は太郎に全面協力する村長を脅し、屈服させた。そして拉致される太郎。同時多発的に苛烈な暴力がふるわれる!!〇祭司の息子にして兄殺し。まつろわぬ集団「祭組」の長。そしてこの五百年後の世界で、西の果てを見てきた男――。旅の仲間にハッタが加わった。目指すは地域の覇権国家、マリョウ。大国を動かす原理の中枢に、三人はそれぞれのやり方で迫る!!〇チラリと見えた日本の姿。だがその前に、大国マリョウの権力者に挑まねばならない。立ちはだかるのは、次第に姿を現す「資本」、そして不可分な「暴力」。かつてカネを道具として使い倒した男・太郎は、500年後に「マー」を予想外の形で革新し、国家転覆計画を起動させる!
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地球がほぼ滅んでリブートしたけど、結局お金があると同じような世界になるんですね…

プリのサクセスストーリーはなんか笑った。
賊から命を救ったことで見初められるとか究極の吊り橋効果では。
しかし関係者が全員プリとイエナイカンケイになっていて深い絆を築いているとは…ちょっとパワフル過ぎる。

7巻で紙幣が生まれたけどこれはどうやって信用を得ていくんでしょうか…