週刊 読書日記 (2022/06/19~2022/06/25)

2022年6月19日から2022年6月25日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。

warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber

放課後ていぼう日誌 9巻

小坂泰之 (著)
ていぼう部恒例 伍島釣り合宿2日目の晩ごはんは、大野がタイコリールで釣り上げたチヌ料理♪ 美味しいご飯を満喫したら逃した大物に夜釣りでリベンジ! 陽渚、初挑戦の泳がせ釣りでまさかの…!? 夏海、ルアー釣りでいよいよ念願の…!? そして合宿3日目は皆でクエ釣りにチャレンジ!! 釣って食べて寝て釣って…明けても暮れても釣りざんまい!
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サワラ釣りで作った遊動ウキの仕掛けに対して疑問を持つ陽渚と、その疑問にしっかり答える黒岩部長…部活やってる感じがいいですね!
しかし…遊動ウキはパーツが多くて複雑そうだから仕掛けを作れる気がしないです😑

ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 21巻

泰三子 (著)
「出会って4秒で即うぜぇ」振り込め詐欺グループを仕切っていた塩谷を逮捕したものの、その後の事件対応に追われ、忙しさが尋常ではない町山署。特捜中で山田に久々に会った源は出会って4秒でうざがられ、こちらも特捜中の藤になかなか会えない川合は、聖子ロスを募らせる…。中富課長の粋な計らいで、ペアっ子同士の温泉会、川合と如月の恋模様などなど、気になるペアに進展ありです!
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前巻で塩谷を逮捕して一件落着かと思いきや、事後作業でバタバタとしてます。
この辺の舞台裏を描いてくれる作品は少ないので有難いかぎりです。

東京サラダボウル ー国際捜査事件簿ー 3巻

黒丸 (著)
東京都の外国人居住者の数、55万人。そこには55万の人生がある。犯罪に関わってしまった外国人による事件と向き合う、警視庁 国際捜査係の鴻田麻里と警察通訳人の有木野了。2年前、上麻布署で起きた不祥事が週刊誌に載った。それは当時、死人が出た事案で「有木野が情報を記者に漏らし、その責任をとるため彼は警察をやめた」という噂が回った。それ以来、有木野の周辺の警察官は警戒し彼から離れていった。徐々に明らかになっていく有木野の過去。噂を人づてに聞いた鴻田がとった行動とはーー。破天荒な女性警察官とゲイの警察通訳人の最強バディ2人が向き合う、家庭内暴力事件、盗難車部品密輸事件などを収録した第3巻!!
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誤訳が原因となるストーリーがありましたが、逐次通訳でニュアンスまで伝えるのは難易度が高そうです。
ネットスラングの流行り廃りもペースが早くなっていることを考えると、通訳でニュアンスまで伝えることの難易度も上がってる気がしますがどうなんでしょうか。

外国人研修制度については、外国人研修生が被害者になるにしろ、加害者になるにしろネガティブなニュースが多いですね。
ネガティブなニュースが広がりやすい、とは理解していますが、ここまでポジティブなニュースがないと制度自体が間違っているんじゃないかと疑問に思ってしまいますね。


テロール教授の怪しい授業 4巻

カルロ・ゼン (著), 石田点 (著)
泣く子も黙るローレンツ・ゼミには、今年もそうとは知らない学生たちが集まっている。夏も真っ盛り、キャンパスをはなれて教授とゼミ生たちは京都・長崎へゼミ合宿!「九州で最も有名なあの英雄、彼はテロリストだったかもしれないんですよ?」――”テロリスト”と”英雄”は紙一重!?テロリストか英雄か、その分かれ目とは!?楽しく学ぶテロとカルト、九州遠征編です。
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どうしてもテロリストや陰謀論者は自分とは違う存在のように思えますが、彼らも衣食住がないと生きていけない人間なんですよねぇ。
「本人に気付かせる」というのも上から目線になりそうで、なかなか難しいなぁと思ってしまいます。

Twitterのタイムラインで陰謀論のTweetを見かけた場合はミュートして終わりなんですが、仮に身内が陰謀論にハマってしまったら対応に困りそうです。