週刊 読書日記 (2022/05/22~2022/05/28)

2022年5月22日から2022年5月28日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。

warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber

ブルーピリオド 12巻

山口つばさ (著)
高2で絵を描くことの楽しさに目覚め東京藝大に合格した矢口八虎に2回目の春が訪れる。課題や講評で芽生えた、自分の才能や大学への疑問や不安は美術への情熱を曇らせたまま悶々とした日々を送る八虎。2年生になり、新しい講師や教授との出会い、そして予備校時代の級友に藝大で再会した八虎は、美術への情熱を取り戻せるか。「新入生」の時期は終わり、大人へのステップが始まる。新しい出会い、新しい課題、美術との関わり方、八虎の人生も新しい局面へ。アートの歴史や可能性を詳細に活写、美大に進学した青年たちの情熱や奮闘を描く、今までになかった美術系青春漫画、早くも最新刊登場!!
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犬飼先生…苦手だったなぁ。2年の担任になったことで物語への登場回数も増えそうですね…
マイペースな人みたいですが、徐々にバックグラウンドが描かれていくんでしょうか。

美大とノーマークスで美術に対する考え方の違いが出てきて、八虎はノーマークス側に興味があるみたいですが、どうなっていくんでしょう。


楽しいことしか起きない! 福田ナオのわくわくインターネット生活

福田 ナオ (著)
マンガ、アニメ、ゲーム、上手な承認欲求の満たしかた、気の合う友だちの見つけかた、逃げ込める場所のつくりかた。大切なことは全部インターネットから教わった――。平成インターネットが生み出したモンスター福田ナオちゃんの、基本的には楽しいことしか起きない日常をお届けします!【電子特典:描き下ろしマンガ付き】
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よく漫画をTweetされている福田ナオ先生 (@fukku7010gmail1)がTwitterに投稿している漫画をまとめたコミックスです。
作者と年齢が近いこともあり、昔懐かしいインターネット文化を思い出してしまいます。

書き下ろし漫画を見ると、けっこう大変な家庭環境だったようですが、ネガティブな内容の漫画が少ないのが助かります。
ネガティブな漫画はバズりやすいのかたまにタイムラインに流れてくるけど、精神衛生上あまり読みたくはならないですからねぇ。


だもんで豊橋が好きって言っとるじゃん! 4巻

佐野妙 (著)
国元ほのか、15歳。愛知県の東三河地方・豊橋市に引っ越してきた「豊橋一年生」です!【 連載時のカラーページ全収録!!!】★単行本カバー下画像収録★
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寒天ゼリーって豊橋で作られてたんですね。よく実家に置いてありました。
オブラートごと食べるのが懐かしい。

豊川稲荷も子供時代には初詣によく行きました。
もううろ覚えですが、また行ってみたいですねぇ。


上野さんは不器用 9巻

tugeneko (著)
恋愛を成就させるのは、こんなにも過酷なのか…。上野さんの臀部に、過去最大級のピンチが訪れる――!?恋は24時間年中無休★ポンコツラブコメ待望の最新刊♪
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2年ぶりの新刊です。
最終10巻と同時発売ということで、上野さんのアピールがどんどん露骨になっていきます。

「イニズマ」回の上野さんヤバさと、田中の天然さが突き抜けてて好きでした。


上野さんは不器用 10巻

tugeneko (著)
上野さんの恋は実るのか!?そして遂に、田中の上野さんへの思いが明らかに――!沢山の応援、本当にありがとうございました★大人気ポンコツラブコメ、遂に完結♪
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最終巻になってしまいました。
田中から上野さんへの気持ちが描かれたのは初めてじゃないでしょうか。
どうせなら告白まで見たかったのですが…卒業後の2人はどうなるんでしょう…

しかし、山下さんのお漏らしネタが最終巻まで引っ張られるとは…

最終回では第1話と同じ発明品の「ロッカくん」がタイトルになってるのいいですね。
そういう構成すきです。


アトム ザ・ビギニング 17巻

手塚治虫 (著), カサハラテツロー (著), ゆうきまさみ (その他),手塚眞(監修)
最新鋭のロボットを支配下に収めようと西へ向かうA108(ブルー)。追いかけるシックス、そしてウマタロウたちの打つ手は──?大反響【7研編】いよいよ完結!人類が、ロボットが選択する未来とは──。
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シックスが他のロボットたちに対話を通じて自我を目覚めさせる展開は熱いですね。
1人が呼び水となって他のロボット(AI)の自我を目覚めさせるのはDetroit: Become Humanでも描かれていましたが、オリジナルの「鉄腕アトム」の頃から描かれていたテーマだったのでしょうか。

ホルスタイン達に囲まれたブルーの最期はあっさりとしていたので、本当に死んだのか不安になりますね。(ロボットなんでバックアップから復元出来る気もしますが…)

次巻からは新章ということで、登場人物の世代交代が発生しそうです。
時代も変わるようなので、人間とロボットの関係がどのように描かれるか楽しみです。
「ロボレス事件」で自我が芽生えたロボット達はどうなったんでしょうか。