週刊 読書日記 (2022/02/13~2022/02/19)
2022年2月13日から2022年2月19日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。
warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber
海が走るエンドロール 2巻
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海くんと山口さんの恋バナは初々しくていいですね。赤面してる海くんの様子は読んでいて照れてしまう。
うみ子さんの落ち着いた大人の対応もよかったです。
海くんの高校時代の友人との話もいいですね。モヤモヤが取れた感じ。
SNSとかインフルエンサーが出てくるのは現在風で、コロナのない時代のキャンパスライフっていいなぁ、としみじみしちゃいました。
推しの子 7巻
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有馬かなが舞台上で一気に目覚めましたね。
輝いていてかわいい。2.5次元舞台編は綺麗に完結しました。
リアリティ番組編ではムナクソ展開がありましたが、2.5次元舞台編はずっと気持ちよく読むことが出来ました。
アクアの探している人物が死亡していることが判明しましたが、これからどうなるんでしょう。
このままアイドルとしての幸せを追い求める人生を進むとは考えにくいのですが…
よふかしのうた 10巻
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探偵さんの言っていた「夜を失くす」は吸血鬼のことを公開して夜に人が出歩かない世界を作る。ということだったのですね。それにより吸血鬼が自由に血を吸えない状況を作る、という壮大な計画でした。
リアルとフィクションを混ぜて考えるのは野暮ですが、緊急事態宣言が出て飲食店が20時で閉まっていた時期は、探偵さんが望んでいた静かな夜の世界でしたね。
ナズナと探偵さんの仲も戻り、探偵さんのギャグシーンも見ることができて大満足の巻でした。
10巻で特にぐっときたシーンは以下の2つ。
第93夜の最後、2人の服装が10年前に戻っているシーン。
吸血鬼と探偵さんには確執があるので、ナズナと探偵さんの関係が戻るのか心配でしたが、服装と同じように2人の関係性も戻ったように見えます。
探偵さんが死ぬエンドだと思って読んでいたので嬉しい誤算です。第97夜で探偵さんに添い寝しながら夜守くんが覚悟を決めるシーン。
夜守くん…10巻までで1番のキメ顔じゃないかな。超かっこいい。
復讐に明け暮れて、恋愛を知らずに生きてきた探偵さんのことが、恋愛感情が分からない自分と被り、探偵さんを助ける覚悟を決めたのでしょう。
探偵さんの父親を吸血鬼化した黒幕も最後に判明しますが、これはどうなるんでしょう。
レッドサン・インク 2巻
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結局撃てなかったけど、車のトランクから入手した銃を撃とうとした紺野はかっこよかったですね。
このまま紺野は銃を撃たないままストーリーが進んでいくのでしょうか。
インドネシアの環境活動家の話はなかなか皮肉が効いてて好きです。
…彼らは本気で「水の声」なんて言ってるのかしら…
怪獣くん
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クラスから爪弾きにあっている2人がどのようにクラスメートと溶け込んでいくのか気になりながら読んでいたのですが1巻で完結になってしまいました。
日鷹さんは結局別の学校に転校することになってしまい…バッドエンドな雰囲気の作品でした。
このままだと鳶本はクラスメートからイジメられ続けるし、仮に日鷹さんのようなハーフが再び転校しても同様に排斥する未来しか見えません。
表紙買いをしましたが、なんとも後味の悪い作品でした。
新しいきみへ 1巻
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教師と生徒のラブコメだと思って読んでいたけど、タイムリープ系のサスペンスのようです。
亜希は10年前の生徒のような雰囲気ですがどうなんでしょう。
新型コロナウイルスをぼやかしてるような描画もあるけど、舞台が2014年だし、変な宗教団体も絡んでいるようなのでコロナはミスリードなんでしょうか。
結構気になるところで2巻に続きます。
兵器少女 1巻
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最終兵器彼女のような重いストーリーを想像していましたが、そこまで重くなかったので個人的には助かりました。
兵器を埋め込まれたことによる生活への支障を徐々に改善していく様子がほのぼのと描かれていていいです。
終戦を迎えて、兵器としての役割を終えて普通の少女として暮らしていければいいのですが…
無骨な兵器とレイの笑顔のギャップも最高です。