週刊 読書日記 (2022/01/09~2022/01/15)

2022年1月9日から2022年1月15日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。

warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber

ミューズの真髄 1巻

文野 紋 (著)
美大に落ちたあの日。“特別な私”は、死んでしまったから。仕方がないのです。“凡人”に成り下がった私は、母の決めた職場で、母の決めた服を着て、母が自慢できるような人と母が言う“幸せ”を探すんです。でも、だって、仕方ない、を繰り返しながら。新時代を抉る異才が描く、狂おしく歪な初連載、開幕。
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美優の母親苦手で前半は読むのが苦痛でした。
子供を1人の人間として見ずに、自分の願望を代わりに叶えさせようとするのはフィクションとしてでも見たくないですねぇ…

合コンで会った鍋島も苦手だったなぁ。
てっきりすぐにフェードアウトするキャラだと思ったのに…「実は悩んでいました」という鍋島のバックグラウンドも語られたので、これからも物語に絡んできそうな雰囲気が漂っています。

次巻から予備校編が始まりそうですが、読んでいてストレスが溜まるような人が出てこなければいいなぁ…


からかい上手の高木さん 17巻

山本崇一朗 (著)
【2022年 TVアニメ3期&映画!】待望のTVアニメ第3期が2022年1月~放送スタート!映画も2022年公開予定!嬉しい1年のスタートが、もっと嬉しい17巻。またひとつ、高木さんと西片の、2人だけの秘密?ちょっと懐かしい気持ちがこみ上げるかも…な「ひみつきち」。「今日こそ…勝つ!」西片の意気込みの行方は…!?高木さんとゲーム2連発の「推理ゲーム」&「NGワードゲーム」。2人のクラスメート、北条さんと浜口の、とある夜の邂逅。大人っぽいはずの北条さんに、子供っぽい疑惑?な「おすそわけ」。高木さんの“楽しそうな様子”に、気持ちがあたたかに。登校中の嬉しいトラブルエピソード「ボタン」などなど。今巻も珠玉の9編を収録。おっきな展開に嬉しい気持ちがもちろんあって、それでいて2人の変わらない揺るがない日常に、どこか安心感も感じられる、そんな最新刊です! 大ヒットスピンオフ『からかい上手の(元)高木さん』14巻も同時発売!
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もう2人は付き合っちゃえばいいのに…
「NGワードゲーム」で見事に引っかかる西片がよかった…高木さん見事ですね。

北条・浜口ペアのストーリーもよかった。ぜひスピンオフで読みたい。


恋の好奇心 2巻

大庭直仁 (著)
【電子限定特典ペーパー付き】恋に振り回される中で自分の気持ちに気付き戸惑う愛・・・。しかし恋の好奇心はとどまるところを知らない!! 2人で一緒に寝たり、お医者さんごっこをしたりとさらにエスカレート!? 2人の関係はどこまでいってしまうのか!? ちょっと(?)エッチな百合ラブコメディ!!
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恋と愛の百合ストーリーの完結です。

お互いに過激なことを要求しているので「え!?まだ付き合ってなかったの?」という感じでした。
付き合ったあとのストーリーももっと読みたかったです。

入学直後、2人が出会うシーンでは、本編とは髪型が逆なのがいいです。お互いに意識して相手の髪型を真似たんでしょうね。


ハクメイとミコチ 10巻

樫木 祐人 (著)
積み重ねてきた毎日は愛おしく、新しく始まる日々への期待に胸は躍る――『ハクメイとミコチ』は2022年に連載10年目を迎えます。“ありがとう”をいっぱい詰め込んでお贈りする第10巻!謎の大工集団がハクメイを引き抜き? 「組合と師弟」、友×風呂×飯の最強幸せイベント・総勢8名による温泉旅「労いの宿」、そして初めて語られるハクメイの生い立ち「昔の話」。今巻はさまざまな“終わりと始まり”のエピソードを収録しました。ジャダのおっかなびっくり港町探訪回もあります、どうぞお楽しみに!
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森の中での小人達の生活を描く「ハクメイとミコチ」も10巻です。
温泉旅の回は最高でしたね。 気心知れた友人達との温泉旅行。ずっと一緒に行動するのではなく、各々が好きに寛ぐ様子に癒されました。 キャラクター達が小人であることをつい忘れてしまうので、鮎の丸焼きのサイズ感には驚きました。
加工品は小人サイズに作られてるから小さく、植物や魚は(小人と比べると)大きく、丁寧に世界を描かれているのがたまらなく好きです。