週刊 読書日記 (2021/12/12~2021/12/18)

2021年12月12日から2021年12月18日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。

warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber

ITおじさん 1、2巻

山田 しいた (著)
AI、bot、ブロックチェーン、リモートワーク、DX、多重請負、……。耳にはするけどよくわからないバズワード、わからないままでも押し通すにはコツがいる!IT企業のお仕事あるある満載!珠玉のショートショート・ギャグ・シリーズ!
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山田 しいた (著)
クラウド、VPN、ユニコーン企業、clubhouse、内定取消、……。耳にはするけどよくわからないバズワード、わからないままでも押し通すにはコツがいる!IT企業のお仕事あるある満載!珠玉のショートショート・ギャグ・シリーズ!
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山田しいた先生のTweetしている漫画がコミック化していました。
タイムラインでは追いきれなかった話もあるので、一気に読めるのはありがたいです。

データセンターのサーバラックにお札を貼ったり、目的が迷走してるのに開発だけが進んでいくプロジェクトがあったりとあるあるネタ満載です。
コロナ禍によるリモートワークネタも多く描かれているので、今の時代にぜひ読んでおきたい作品でした。


ダンジョンの中のひと 2巻

双見酔 (著)
――ダンジョンの労働環境とは?――ダンジョンを探索するはずが、働くことになってしまったシーフの少女・クレイ。ここ「アントムルグのダンジョン」を管理する魔法使い・ベルとともに、ダンジョン運営に勤しむ毎日。宝箱の中身作りやモンスターの雇用面接、生活環境など、知りたくなかった迷宮の裏側の知識が満載!
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クレイのクールな感じが可愛い2巻でした。
父親の言いつけを守りダンジョンで生き残ることを最優先として鍛えてきたクレイが料理を知り、人間味を獲得していく様子がもう可愛い。

ダンジョンの地図やモンスター配置を考える、というダンジョンを運営する側からの視点も面白いです。


虚構推理 16巻

片瀬茶柴 (著), 城平京 (著)
『絶園のテンペスト』城平京 原作! 怪異達の知恵の神になった少女と、怪異にさえ恐れられる男が、怪異に挑む[恋愛×伝奇×ミステリ]!!  “怪異”の知恵の神になった少女・岩永琴子が一目惚れした相手・桜川九郎は、“怪異”にさえ恐れられる男だった!?  2人に振りかかる奇想天外な事件と、その恋の行方は――!?六花の狙いが「琴子が知恵の神として化け物達から信頼を失いかねない状況を作り、絶対的敗北感を味わう」ことだと理解した琴子は、ついに“逆襲”を開始する。それは、警察に被害者3人の殺害方法を嘘の推理で教示することだった――待ち受けるは“敗北”か、それとも……「岩永琴子の逆襲と敗北」、決着まで収録!!
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怪異が関わる事件に対して、怪異が存在しなくても納得できるような解決策を導く。
よくこんなストーリーを思いつくなぁ、と毎巻驚いています。

1巻から暗躍していた六花さんの目的がわかる16巻でした。
これが物語の最終目的に繋がるのでしょうか。


超人X 1、2巻

石田スイ (著)
【ページ数が多いビッグボリューム版!】黒煙を上げ墜落していく飛行機が目撃された。それはどうやら“超人”によって引き起こされたものらしい。しかし、不思議なことにその事故は機体の損傷も少なく、何より生存者が「200名」もいた。高校生の黒原トキオと東アヅマは事故処理のボランティアの帰り、因縁の不良にいきなり絡まれるが…いつもと何か様子がちがう――
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石田スイ (著)
【ページ数が多いビッグボリューム版!】閉園後の動物園で、超人になったばかりの高校生・黒原トキオと、「トメイト」農家の娘・乙田エリイは“白蛇の超人”ナリとの熾烈な戦いを強いられていた。大蛇となり襲ってくるナリに全く歯が立たない二人。手立ては浮かばず、糸口も見つからず狼狽えるトキオに、エリイは「にげろ…っ」と小さく叫んだ。俺に何ができる――?
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石田スイ先生の新作です。
東京喰種に引き続き、現代の日本を舞台にした異能力バトルものになりそうです。

まだ2巻の時点では主人公のトキオが能力を使いこなせていないようでもどかしいですが、これから能力を自分のものにしていく様子が読めることが楽しみです。


銀狼ブラッドボーン(16) (裏少年サンデーコミックス)

艮田竜和 (著), 雪山しめじ (著)
銀狼と呼ばれた老兵は、何を残すのか?吸血鬼の王・ファウストをも凌駕した”骨喰い”グリム。絶望が世界を覆い尽くす中、残された力を振り絞った”銀狼”ハンスが立ち上がる!!老いた英雄の最後の仕事を描く、衝撃のダークファンタジー…ついに完結!!
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ブラッドボーン最終巻です。
絶望的な状況でも諦めずに立ち向かっていく様子は最後まで心熱くなりますね。 ファウスト様カッコよかった…!

ハンスの意志が後世に引き継がれて未来に繋がっていくエピローグは気持ちいいですね。この世界の物語をもっと読んでいたいです。
ハンスお疲れさまでした。


銀河英雄伝説 22巻

田中芳樹 (著), 藤崎竜 (著)
勝利目前にして全面降伏を受け入れた同盟軍ヤン。譲られた勝利を手にした帝国軍ラインハルト。停戦を機に実現した歴史的会談で、二人の英雄は何を語るのか……!? 長きにわたる戦いの歴史が終結したのも束の間、第三勢力の動きが活発化し始め……。
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帝国軍と同盟軍の戦争が終わり、ラインハルトとヤンの対話が実現しました。
2人が面と向かって会話するシチュエーションがあるとは…信じられませんでした。

主義主張が異なるのでヤンがラインハルトの配下に加わることはありませんでしたが、お互いに相手を尊重しあっている様子がとても気持ちいいです。
ヤンは数年後を見据えて企んでいるようですが何をやらかすつもりなのでしょうか…

今後は帝国軍 vs 地球教の話が描かれるのでしょうか。
帝国軍と同盟軍の戦争はお互いに正義対正義で戦っていたイメージがありますが、地球教はちょっと邪悪な感じが出ていて、帝国軍と同盟軍の共闘も期待してしまいます。


君の戦争、僕の蛇(1) (ヒーローズコミックス ふらっと)

中野でいち (著)
人類を滅亡の危機へと追い込んだ宇宙生物と戦うため、生体兵器"オロチ"を移植された西丸子英夫(にしまるこ・ひでお)と、彼をサポートする特殊衛生兵の十日市祈莉(とうかいち・いのり)。 戦時下の極限状態の中で、次第にふたりの距離は縮まっていくが---。 自意識を描き続ける奇才・中野でいちが描く、戦場のボーイ・ミーツ・ガール。
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男女がペアになって宇宙生物と戦っていく話の第1巻です。
ヘタれてた主人公がだんだんと強くなりながら、ペアの子と恋仲になっていくストーリーだと思っていましたが…1話の最後のどんでん返しに驚きました。

鬱展開になりそうな予感がしますがどうなるんでしょうか。
宇宙生物以外にも暗躍している勢力がいるようなので、どうなっていくのか楽しみです。