週刊 読書日記 (2021/10/03~2021/10/09)

2021年10月3日から2021年10月9日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。

warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber

初恋ディストピア 2巻

シギサワカヤ (著)
年上の幼馴染への恋心が流れ流されてこんな事に…。クラス会から始まる次の恋ーー!?中高生男子の黒歴史満載!一臣君がんばれ♪オトコの子の青春全開な第2巻★
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初々しい恋愛マンガの第2巻です。
あまり恋愛要素が強い作品は読まないのですが、当人達だけでなく家族や友人達にも大きめの波乱が続くのでどんどん読めます。

8話でみおくんが失言してしまうシーンが読んでいて辛い…
後半でみおくんが救われなかったら続きを読めなかったかもしれません。 後先考えずに行動する若さが心地よく、これが青春かと気恥ずかしい気持ちになりました。

3巻が最終巻ということで楽しみに待っています。


呪術廻戦 17巻

芥見下々 (著)
処刑人の乙骨に敗れ、死に瀕した虎杖が思い出した在りし日の家族の光景――そこには加茂憲倫のかつての姿があった。呪術師達が殺し合う「死滅回游」平定に向け事態が動き出す中、真希は禪院家へと赴くが…!?
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渋谷事変が終わり、次の決戦の舞台になる死滅回游のルールが発表されました。事前に決められたルールの中で戦うのはHUNTER×HUNTERぽくていいですね。
(漫画の感想を書くのに他の漫画で例えるのはどうかと思いますが…)

真希さんが覚醒して超強くなりましたがインフレしちゃわないか心配です。

17巻とは直接関係ないけど…原作を読んだときはそこまで感じなかったのですが、乙骨はシンジくんぽさ全開ですね。


ダンダダン 2巻

龍幸伸 (著)
心霊スポットでターボババアに呪われた、怪奇現象オタクのオカルンは、超能力者の女子校生・綾瀬桃と共に、呪いを解くためターボババアに鬼ごっこ勝負を挑む! 逃げ切れば勝ちのこの勝負、だがターボババアの刺客・巨大カニ化した地縛霊が邪魔をしてきて!? 怪異とバトルと恋が暴走中の第二巻!!
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1巻に引き続きスピード感が好きです。

タマとか竿とか金の玉とか…こういうノリの漫画は久しぶりに読みましたがいいですね。シリアス展開が少なく勢いがあるのでどんどん読めます。
ターボババアも招き猫に憑依して可愛げが出てきました。このままマスコットキャラとしてメインキャラに加わるのでしょうか。


藤本タツキ短編集 17-21

藤本タツキ (著)
『チェンソーマン』を生んだ鬼才・藤本タツキの原点! 漫画賞初投稿作『庭には二羽ニワトリがいた。』から、思春期の熱情が暴走する『佐々木くんが銃弾止めた』、迸る恋心が全てを蹴散らすSFラブコメ『恋は盲目』、ネジがぶっ飛んだ殺し屋少女の恋『シカク』まで――剥き出しの圧倒的才能が炸裂する、初期短編集!!
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タツキ先生がチェンソーマンの前に描かれた短編集です。

大学入学前に描かれた作品もあるようですし、17~21歳頃の作品が収録されている感じでしょうか。 若い才能が怖い (´・ω・`)

「庭には二羽ニワトリがいた」の世界観が特に好きでした。


こちら葛飾区亀有公園前派出所 201巻

秋本治 (著)
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久しぶりのこち亀です。相変わらず時事ネタを取り込むのが上手いですね。
コロナネタでロボット警官が久しぶりに登場しましたが、ロボットも24時間勤務が禁止されているというのはDetroit: Become Human ぽさが出てます。

「扉絵余ってる」ネタはちょっとしつこい感じがしましたね。…本当にたくさん余ってるんだろうなぁ。

改暦、コロナ、東京オリンピック…いろいろなことが起きたのでこち亀はずっと続いてほしいですね。そして10年度、20年後に読み返して当時を思い出したいものです。


ないしょの予習 2巻

森井暁正 (著)
親友の彼女である北見さんと秘密の関係を続ける板東。
北見さんとは「好き」同士ではないと言い聞かせ、「ないしょの予習」はどんどんエスカレート!!
板東が止められない好奇心と胸に刺さる罪悪感を抱える中、ホントの彼女である南さんとの間にある進展が……。
思春期の衝動が弾ける、新感覚背徳ラブコメ!!
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彼女(南さん)がいるにも関わらず、親友の彼女(北見さん)とイチャイチャする背徳感満載のラブコメです。
「予習」という建前で下着脱がせたり押し倒したり、まったくうらやまけしからん作品です。

予習相手の北見さんはどう見ても主人公に好意を持ってますが、どうなっていくんでしょう。南さんが悪い人だったり、関係が冷めきっていれば北見さんとの仲を応援しますが、南さんは素直になりきれてないだけでいい娘なんですよねぇ。
基本ニヤニヤ読めるんですが、たまに背徳感に負けて真顔になってしまうような作品です。


ダイロクセンス 2巻

長門知大 (著)
「脳筋 怪力 女刑事」×「口悪 性悪 わがまま14歳」
ダイロクセンスを武器に未解決事件に挑む!

警視庁刑事部のお荷物部署・第六課。脳筋怪力刑事の白原スミレは、
ひょんなことから犯罪コンサルタントとして捜査に協力することになった
口悪・性悪の14歳マジシャン・四椿ルイを相棒にすることに。
ルイには“被害者が死の際に感じたことを五感で追体験できる”という
特殊能力があった。大人×子供、筋力×知性の凸凹コンビが、
ダイロクセンスを武器に、通常の捜査では解決できない難事件に挑む!!
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警察モノ・ミステリーモノで登場人物に特殊能力があるとチートな気がするんですが、どうなんでしょう。

8話は登場人物の趣味や関係性がコミカルに描かれていて、本編とは関係ないサブストーリーですがお気に入りです。

ストーリー関係ないけど5話・6話の間に描かれている、キャラクターが横一列に並んで身長が載っている絵がいいですね。
こういう設定資料のような絵は大好物です。


永久×バレット 新湊攻防戦 3巻

モリオン航空 (著), 藤村緋二 (著)
安心研究機構のエージェント・ソードマンに尋問の途中で斬り殺されてしまう才崎。しかし世界は主人公を待たずに動き出す。“怪獣”を狙う第三勢力「ANASEL社」、その最高経営責任者“マシュー・スクエア”は大いなる野望を抱え、そしてこの物語の始まり“永久10号”は小さな願いを叶えに、新湊へと降り立つ‥‥。
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才崎と10号の因縁が判明する巻でした。
10号の無邪気に人類に害をなす感じが清々しいですね。いい笑顔です。

「新湊攻防戦」という作品名にもなっている決戦が始まりそうなので楽しみなところです。