週刊 読書日記 (2021/08/29~2021/09/04)

2021年8月29日から2021年9月4日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。

warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber

微熱空間 4巻

蒼樹うめ (著)
ひとつ屋根の下、同居して最初の夏休み。両親が出勤すると後は夜まで二人だけ‥‥否応なしに急接近!? 波乱含みの第4巻!
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ガラスに反射させて、相手に見せながらキスをするなんて…蒼樹うめ先生(@umeaoki)ありがとうございます。新しい扉を開くことができました。

郁乃さんの愛が深すぎてヤンデレ化しそうな感じもいいですね。ソウルジェムがだいぶ濁ってそう…


友人の妹 1巻

志摩時緒 (著)
悪い虫が付かないように、と友人の妹の観察を頼まれたのが逆効果。一目惚れ&秘密の交際は背徳感と甘さ充満。前途多難な恋物語第1巻★
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あまあまのときにも感じましたが志摩時緒先生(@shimaso)の描く眼鏡の子はカワイイですね。とてもタイプです。

シスコンの兄貴(康輔)と眼鏡の妹(麻衣)、兄貴の友人(太一)という変わった三角関係が楽しいです。
ただ、康輔のシスコンぶりは見ていてイライラしますね。過保護にし過ぎて妹に恋人が出来なかったらどうするんだろう?将来も一緒に過ごし続けるつもりなの? とか思ってしまいました。

あと、太一と麻衣が付き合うまでのスピート感にはビビリました。
こっそりとイチャイチャしてるのは読んでいてニヤけてしまいます。ずっと見ていたいです。


ルックバック (ジャンプコミックスDIGITAL)

藤本タツキ (著)
自分の才能に絶対の自信を持つ藤野と、引きこもりの京本。田舎町に住む2人の少女を引き合わせ、結びつけたのは漫画を描くことへのひたむきな思いだった。月日は流れても、背中を支えてくれたのはいつだって――。唯一無二の筆致で放つ青春長編読切。
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公開時にSNSで話題になった作品ですね。

子供の頃は絵とか工作とかで家族から褒められたけど、小学校のクラスメイトにはもっとハイレベルな人達がたくさんいた。 もともと本気で取り組んでいたわけじゃないから明確に挫折を感じたわけじゃないけど、徐々に作らなくなってしまったな。
創作活動には縁遠い日々を送っているけど、ルックバックを読んで、そんな子供時代を思い出して少し恥ずかしくなってしまいました。

公開時に批判を受けてセリフが一部修正されたらしいのですが、修正前のセリフを読んでないのでノーコメント。


九条の大罪 3巻

真鍋昌平 (著)
社会の真実の姿を知る必読書!

「家族の距離」編クライマックス!介護詐欺を巡る場外戦に決着だ!

元ボス弁・山城に対して、九条は引導を渡す…!?

そして、認知症の末に亡くなった父との関係に悩んできた家守さんの胸中。

それは、介護の向こう側にある、尊い想いだった。

涙なしでは語れない「家族の距離」編完結!

そして、物語は新章へ。テーマは「自殺」…!
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親の介護や貧困など、現代の社会問題をテーマにしているので読んでいて辛いストーリーが多いです。

1巻が出たときには以下のような記事が大量に出てきて、九条先生は冷酷なイメージでしたが、3巻では泣き崩れる依頼人の肩をさすっており少しイメージがよくなりました。
「いい弁護士は性格が悪い」 『闇金ウシジマくん』真鍋昌平の新作は偏屈な“クセ者”弁護士を描く漫画 -ねとらぼ-

ウシジマくんも読まなきゃなぁ、と思いつつダークな感じが怖くて苦手なんですよね…


怪獣8号 4巻

松本直也 (著)
防衛隊立川基地が怪獣の群に空から襲われたが、隊員たちの尽力により余獣たちを退け始める。一方保科は、戦力全解放して大怪獣に応戦。決着がついたかに思われたが、大怪獣に変化が…!? そしてカフカの察知能力も「それ」に反応。そこに現れたのは…!? ――“脅威”が続く、第四巻!!
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二刀流で敵を攻め続ける保科副隊長がカッコいい。スピードタイプのキャラは画面が映えますね。

カフカが怪獣化の能力もバレてしまいましたが、ようやくナミとカフカが対話をすることができました。2人が共闘するシーンが今から楽しみです。