週刊 読書日記 (2021/07/04~2021/07/10)

2021年7月4日から2021年7月10日までに発売されたKindle本の中から、特に気に入った作品の感想を書いて行きます。

warning_amber 感想によってはガッツリとネタバレが含まれているので未読の方はご注意ください warning_amber

みなみけ 22巻

桜場コハル (著)
皆さん多分ご存知、大ヒットショートコメディ・『みなみけ』の22巻でございます。時代は移り変わっても、変わらぬまったりを提供する、セラピー系マンガを自負しております。今巻もいつもの奴らの面白おかしい日常を収めておりますので、ちょっぴりご紹介。カナがハルカにボールをぶつけてキレさせたり、チアキが謎の虫の襲撃を受けたり、保坂がチアキにコーラをおごったりします。うそじゃないよ。この先は君の目で確かめてくれ! みなさん引き続きよろしくです!
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相変わらず保坂先輩が気持ち悪い。

僕の心のヤバイやつ 5巻

桜井のりお (著)
様々な事件のあった冬休みを越え、ついに幕を開けた新学期。少しずつ変化する距離と環境に戸惑いながら、ゆっくりと大人になってゆく市川と山田。互いの弱さを受け止めた時、2人の世界は、もうひとつ上の階段へ…。
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市川と山田のイチャイチャラブコメ第5巻です。
この巻では市川と山田の成長にフォーカスが当てられていますね。つい忘れてしまいますが、まだ2人とも中学生ですからね。いつの間にか成長してます。

全ページ素晴らしかったのですが、以下のシーンではニヤニヤが止まりませんでした。 star Karte.58 で骨折した市川に頼られないことに怒る山田
star karte.65 で声変わりする市川とそれを喜ぶ山田
star karte.71 で姉に自分の気持を吐露する市川


ミステリと言う勿れ 9巻

田村由美 (著)
TVドラマ化決定!菅田将暉主演・月9にて

累計900万部を超える大人気作がついにTVドラマ化決定!
主演・菅田将暉 フジテレビ系月9枠にて2022年1月放送です。

入れ替わりを続ける双子の姉妹の「見分け」を依頼された整。
しかし彼の気づきが、鳩村家に潜む危険な事実をあぶりだす――!!
双子編完結の第9巻!
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8巻の終わりに整くんが言っていましたが、双子と見せかけて実は三つ子でしたか。
池に浮かんだアヒルのおもちゃの色で三つ子の誰が表に出ているのかを判断するのは面白いですが、白黒の漫画だと表現しにくいですよね…カラーなら自然と背景に馴染めた気もしますが。

母親も辛いことがあってメンタルが参っちゃっていたんでしょうが、三つ子のうちの一人を戸籍上生まれなかった事にするのはあまり気分のいいお話じゃなかったですねぇ…

ガロくんと整くんと久しぶりの再会はワクワクしましたね。 二人ともよく作品には登場しているけど、直接会うのはバスジャック事件以来です。直接会うのはガロくんのリスクが高い気がしますがどうなんでしょう。
全体のストーリーが壮大になってきて、もうよくわかっていない状態なので完結したらまとめて読み返したいところです。

「ミステリと言う勿れ」は整くんの溢れ出る思考にハッとさせたらるのが面白いですね。
9巻では詩さんと整くんが、名前で呼ぶか役割で呼ぶか呼称について話してるシーンがよかったです。名前で呼んだほうが個人を尊重している感じが出ますが、役割(特に家族内での役割)で呼んでくれる人は少ないんですよね。そういう意味では役割で呼ばれるのは貴重な経験ですね。
そういえば、お兄ちゃん・お姉ちゃんと呼ばれることがあるけど、弟・妹には役割としての呼び名がないですね。なんでだろ。